気候変動時代の“食のインフラ”をどう守るか

弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は株式会社キーストーンテクノロジーの社長を務める岡﨑聖一です。

近年、気候変動による高温化・多湿化が進み、私たちの生活環境は大きく変わりつつあります。

先日、環境ビジネスオンラインにて、パナソニック ホームズと芝浦工業大学が行った 「約60年後の気候条件が住宅の温熱環境や空調消費電力に与える影響」 に関する検証結果が紹介されていました。

この研究では、将来の夏季気候を再現した人工気象室を用い、夏の空調消費電力が現在の約1.5倍に増加する可能性が示されています。
特に湿度の上昇により、除湿に必要なエネルギーが大きく増える点が指摘されていました。

住宅、すなわち「住」の領域で起きているこの変化は、弊社が取り組む“食”の領域にも深く関係するテーマだと感じています。

高温・多湿化が進めば、影響を受けるのは住宅だけではありません。

  • 露地栽培の高温障害
  • 施設園芸の冷房・除湿負荷の増加
  • 食品工場・倉庫の温湿度管理コストの上昇
  • 物流・店舗での品質保持の難易度上昇

食料生産から流通・販売まで、 “食のインフラ” 全体が気候変動の影響を受ける時代に入っています。

特に植物工場や人工光栽培では、照明・空調・除湿といった環境制御のエネルギー負荷が増える可能性があり、「省エネ」と「安定生産」の両立がこれまで以上に重要になります。

こうした背景から、植物工場はしばしば「環境負荷が低い」と語られる一方で、実際には照明・空調・除湿などのエネルギー消費が課題として存在します。

キーストーンテクノロジーとしては、課題を正直に認めたうえで、どう解決するかを示すことが信頼につながると考えています。

そのため弊社では、

といった技術を通じて、“省エネ型の食料生産インフラ”を実現する取り組みを進めています。

今回の住宅分野の研究は、

「気候変動時代に、衣・食・住のインフラをどう持続可能にするか」

という大きな問いを投げかけています。

住まいの空調負荷が増えるなら、食料生産の環境制御負荷も無視できない。
だからこそ、光の質を高め、省エネ性能を向上させる技術の重要性が増していると私たちは考えています。

キーストーンテクノロジーは、これからも “持続可能な食のインフラづくり”に貢献できる技術開発を進めてまいります。

植物工場の光環境や省エネに関する技術的な取り組みについては、弊社の「エコブーストLEDソリューション」紹介ページにも整理しております。
ご興味のある方は、参考にしていただければ幸いです。

植物工場の電気料金削減(エコブーストLEDソリューションのご案内)

参考:環境ビジネスオンライン
「60年後の夏もっと暑く、消費電力は1.5倍に 芝浦工大らが住宅性能を検証」 (2026年5月21日)

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