YAG蛍光体(YAG phosphor)

YAG蛍光体(やぐけいこうたい)とは、青色LEDの光を受けて黄色い光を発する蛍光体のことです。
正式な結晶名称である「Yttrium Aluminum Garnet(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)」の頭文字をとったものです。一般的な白色LEDは、このYAG蛍光体を使って“白く見える光”を作っています。
YAG蛍光体の特徴
- 青色LEDの光を受けて黄色光を発する
- 青色光+黄色光の組み合わせで白色に見える
- 構造がシンプルでコストが低い
- 一般照明として普及している方式
植物栽培との関係
- 赤色(特に660〜680nm)が不足しやすい
- 青色成分も植物用としては十分でない場合がある
- 光合成や花成ホルモンの生合成に必要な光質を満たしにくい
- 見た目は明るくても、植物にとっては“光質不足”になることがある
RGB独立調光との違い
- YAG蛍光体の白色LED: “見た目の白さ”を作るための光
- RGB独立調光: “植物が必要とする光”を自在に作れる光
RGB独立調光型LED*は、 赤(R)・緑(G)・青(B)を個別に制御できるため、 植物の生育段階に合わせて 光の質(波長)を最適化できる という強みがあります。
植物工場や研究用途では、“どの波長が含まれているか”が重要です。
用途に応じた光源選びが、安定した生育につながります。

